『民泊1年生の教科書』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『民泊1年生の教科書』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 書評

『民泊1年生の教科書』とは?

『民泊1年生の教科書』とは、民泊未経験だった著者ぽんこつ鳩子が、賃貸を借りて民泊を始めた経験が綴られた本です。令和5年7月10日に祥伝社より出版されました。


どんな内容?あらすじは?

『民泊1年生の教科書』は、民泊経営を始めたい人向けに、どのような物件を選べばいいのか、どうやって始めたらいいのか、手続きやAirbnbの申請方法、法律で必要な手順まで網羅されている民泊のバイブル的な一冊です。

第0章が、私が民泊1軒目を立ち上げるまで

第一章が、稼げる物件の探し方

第二章が、民泊の届出あれこれ

第三章が、予約が続々入る「売れるお部屋」の作り方

第四章が、売れるサイトを作ってゲストを迎えよう

第五章が、民泊は、地方でもうまくいく!

合計6章で構成されています。

2040年半導体の未来 AI・量子コンピューティング時代!』や『年収は「住むところ」で決まる 来ようとイノベーションの都市経済学(THE NEW GEOGRAPHY OF JOBS)』のような内容となっています。

ネタバレ

本書は、民泊に関するイロハが、1~10まで揃っています。執筆者ぽんこつ鳩子氏は、商社のOLでひょんなことから民泊を始めようと決心。

最寄り路線にある、ある築古の一軒家を見つけ、そこを借りて民泊をスタートさせました。

家主移住型と家主不在型

本書を読んで、最初に知ったのが、「家主居住型」と「家主不在型」がある点です。

一般的には、「家主不在型」といって、オーナーは別の場所に住んでおり、民泊利用者が借りるイメージでしたが、一軒家などであればそこに家主が住んでいる居住方もあります。

この2つの違い、特に消防点検の観点で違いあります。

まず、「家主不在型」:住宅用火災警報器などが、各部屋に必要だったり、ホテルや旅館と同じように避難経路の設置なども必要になります。

一方、「家主居住型」:50平方メートル以下の部屋であれば、一般住宅用の火災通報装置で良いといった、初期設備投資でも安く抑えられるのです。

民泊を始める物件紹介サイト

本書では、物件探ししやすいサイトも紹介されていました。

家具の調達

その他にも、部屋に住むための家具や家電、備品が必要です。

これらで調べてみるのもおすすめです。

まとめ

民泊を始めるうえでのノウハウが丸ごと詰まった一冊。円安の影響もあり海外からの外国人観光客(インバウンド)が増えています。

数日の滞在だけでなく、1週間や長期に渡って利用する人が増えています。

利用者の心をつかむ、写真の選び方や必要家具、消耗品についても余すことなく書かれているので、民泊を始めようと考えている方におすすめの本です。


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