映画『恋愛小説家』の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

映画『恋愛小説家』の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 映画
映画『恋愛小説家』の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

映画『恋愛小説家』とは?

大人のラブストーリーを久しぶりに観た気がします。

『恋愛小説家』。原題:はAs Good as It Getsでこれ以上はない最善という意味です。

どんな内容?あらすじとは?

あらすじは、NYの広いStudioに住んでいるジャック・ニコルソン演じる偏屈な恋愛小説家の中年男性が主役。

彼は、毒舌かつ独善的。さらに極度の潔癖症で精神科を受診しており、強迫観念症とも診断されているよう。

そんな彼の隣人に、ゲイでイラストアーティストの男性が住んでおり、二人はとても仲が悪いのです。

きっかけは、そんな彼の部屋に強盗が押しかけ、大きな怪我を負ったのを始まりに、彼の愛犬を面倒見ることから、少しずつ恋愛小説家の心も変化を見せていくのです。

ヒロインは?

ヒロインは、若い女性ではなく、ヘレン・ハント演じる中年女性。一人の息子がいますが、生後六ヶ月からアレルギー性の喘息を持ち、月に6回以上も救急病院へ運ばれるほど、体の弱い子どもをもっています。お祖母さんにあたる母親と二人で子供の面倒を見ていますが、悲哀に満ちたイメージではなく、溌剌とした活気ある女性です。

ネタバレ

主人公の恋愛小説家は、そんなヘレン・ハントに密かに恋心を抱いています。彼女の勤めるレストランに通い、面倒を毎回起こしますが、彼女に料理を運んでもらう、話をすることが一つの生きがいに感じてるのです。

でも、我々現実世界の人間でもわかるように、大人になってからの恋愛というのは大変です。10代のディーンエイジャー時代の好きだ、付き合いたい、なんだかんだという激しい感情ではなく、自分の人生を生きながらその人の幸せを願うだけで十分だったりするのです。おそらくジャック・ニコルソン演じる恋愛小説家の持つ想いはここなのだと思います。

本映画『恋愛小説家』は、結構真っ二つに感じ方が分かれているのが特徴的。男性視点と女性視点とも違うし、年代やこれまでの経験によっても感じ方が変わるという不思議な作品でもあります。

結果

そんな点と点でしか繋がっていなかった3人が、ゲイのアーティストが故郷の両親にお金をお願いしに行くために短いドライブ旅行に出発することになりました。そこから三者の心の機微が動き出し、化学反応がとてもおもしろいです。

ジャック・ニコルソン演じる主人公と、ヘレン・ハント演じる中年女性がデートでレストランへ行くのですが、「私を褒めてみて?」とヘレン・ハントが言うのです。

恋愛小説家は、「自分は精神科にかよっていて…」と訳の分からない言葉を言い出し、ヘレン・ハントも観る者も「え??」という反応でした。しかし、「嫌いだった薬を飲むようになった」という、「好きだから変わってみよう」という相手にとって最高の褒め言葉を言い放つのです。

同じように、ヘレン・ハントも理想的な恋人や男性を求めていることに、実の母親から「理想的な恋人なんていないわ」と解こされ、二人の距離が縮んでいくのです。

まとめ

『As good as it gets.』これ以上はない最善。素晴らしいタイトルだと思います。

人は生きていく上で、うまくいくかないことだらけです。でもだからこそちょっとでもうまくいくように、素敵な人生を送れるように過ごしていくのです。

ジャック・ニコルソン演じる恋愛小説家が、ゲイのアーティストのこう尋ねるのです。「ストレートだったら人生変わったか?」と、彼は逆に聞き返すのです。「ストレートだけどマシな人生か?」と。

トランプのカードのように、手札をひっくり返せば大逆転できることなんて、ほぼないのが人生なのです。素敵なラブストーリーをぜひご覧になってみてください。

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