『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 書評
『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』とは?

『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』とは、YouTube社チーフ・ビジネス・オフィサーであるロバート・キンセラ(Robert Kyncl)とGoogleでライターを務め、米国国際開発庁のチーフスピーチライターとしても活躍していたジョンズ・ホプキンス大学卒のライター、マニー・ペイヴァン(Manny Peyvan)の執筆で、度会圭子氏が翻訳、解説に落合陽一氏を迎え、2018年3月15日に株式会社文藝春秋より出版された本です。

どんな内容?あらすじは?

『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』とは、YouTubeがなぜここまで活躍しているのか、そして人気なのかを、過去の経緯、現在までの過程、そして注目のユーチューバーを紹介を交えつつ紹介しています。

序章を「何を見るかを決めるのは私たちだ」とし、第一章を「ユーチューバーの誕生」「大手メディアから覇権を奪う」「オンラインコミュニティでファンを育てる」「ユーチューバーが社会を変える」「国境を軽々と超える」「観たことのないものを、見せてほしい」「おばあちゃんユーチューバー、世界一有名なキルト作家になる」「成功するユーチューバーの条件」「ストリーミングのマネタイズ方法」「あらたなジャーナリズムの担い手へ」「ユーチューバーが広告をつくる」「ジャスティン・ビーバーの誕生」「Z世代とYouTubeの未来」そして「次世代のエンターテイナー、教育者、指導者、起業家たちは世界中にいる」として合計13章、349ページに渡るボリュームのある内容となっています。

SNSやメディアの成り立ちを紹介した「明日のメディア」や「GAFA」に注目を集めた「フラグメント化する世界」のような内容で、本書『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』では、YouTubeをフォーカスを充てた内容が特徴です。

ネタバレ

『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』では、まず、人々がテレビで何を求めて、どう移り変わっていったのかを紹介。

たとえば、みんなが求めるリアリティは、テレビでは、ファンタジーの『ゲーム・オブ・スローンズ』や『スターウォーズ』に始まり、映画の興行収入歴代トップは『風と共に去りぬ』、そして世紀が変わると『ビッグ・ブラザー』や『サバイバー』が人気を博し、その後『エアポート』や『ホテル』のような一般市民の仕事を追うドキュメンタリーが流行り、さらに、『アメリカン・アイドル』や『モダン・ファミリー』といったオーディション番組や台本ベースの番組へと移り変わっていきました。

日本でも、おニャン子クラブやアサヤン、あいのり、最近ではテラスハウスと、リアルに近い番組が人気でしたよね。

そんな風向きの中、テレビではなく、動画、YouTubeが人気になったのも自然の流れだったのかもしれません。

ジャスティン・ビーバーがスターになったきっかけとは?

今や人気の世界的スター、ジャスティン・ビーバー。曲は知らなくても良くも悪くも知名度はあり、名前は知っている。そんな方も多いはずです。

何をいうにも、まずジャスティン・ビーバーは、ユーチューバーの先駆け的存在だったのです。

プロデューサーであり、発掘者でもあるスクーター・ブラウンは、12歳のカナダ人のジャスティン・ビーバーがあるテレビ番組で歌っているのを観て、スカウト。母親のパティ・マレットとジャスティン・ビーバーをアトランタに呼び、育成が始まったのです。

一年半の間、スクーターは、ジャスティンのYouTubeチャンネルで注目を集めようと、ジャスティンにカバー曲をギターで弾かせて歌わせていたのです。でも、それは売れないバンドマンやミュージシャンでは、けして珍しいことではありません。

しかし、スクーター・ブラウンがジャスティン・ビーバーに指示したのは、「ただ弾いて歌えばいい。カメラを見る必要もない」と指示したのでした。

けして「ぼくはジャスティン・ビーバーです。クライミーア・リバーを歌います」などと自己紹介をさせなかったのです。

それは、なぜか。視聴者が覗き見をしているような感覚にしたかったのでした。

確かに、YouTubeはテレビと違って、スマホや自宅のPCから一人で見ることが多いですよね。そして、ある知名度の低いしかも12歳の少年が部屋の中で歌っているのを見ると、覗き見をしているような感覚に陥ります。

そんなスクーター・ブラウンの狙い通り、着実と視聴回数を上げていったのでした。

YouTubeはゲーム中継が人気

本書『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』でも語られていますが、YouTubeの世界では、ゲーム中継が人気です。「ブロードキャストユアセルフ」の時代から「チャンネルユアセルフ」の時代へと変わり、モバイルゲームの成長の後押しもあり、ビデオゲームは今や1千億ドル規模の市場へとかわっています。そんなゲーム市場を支えに、YouTubeでは、ごく狭いニッチの世界でもゲームは、存在感の大きいジャンルとなっています。

しかも、面白いのは、YouTubeでチャンネルを開設する際に、自分の名前を使う人が多いなか、ゲーマーは例外なくマルチプレイヤーゲームをするときに使うユーザーネームで認識されているのでした。

まとめ

壮大なYouTubeビジネスの幕開け。市場規模はどんどん加速的に大きくなり、テレビのパイを奪い、動画の世界へと打って変わる日が来るのでしょう。本書『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』でも言っていますが、YouTubeは音楽やゲームだけでなく、ハウツーやウィキペディア的な役割を担い、たしかに困ったことがあったら動画で調べたり、教えてもらうこと多くなりましたよね。

そして、本書『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』でも言っているように、誰がもユーチューバーになれ、そして動画を通してお金を稼ぐことができるわけです。

以前紹介した「マネーの養分」もそうですが、ジャンルやきっかけがあれば、今から副業として活躍することも可能です。ユーチューバーになりたい方やYouTubeビジネスをしたい方、企業で動画マーケティングをしたい方は、本書『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち(Streampunks)』はおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました