映画『マンデラ 自由への長い道』(原題: Mandela: Long Walk to Freedom)を鑑賞!感想、レビュー、あらすじ

映画『マンデラ 自由への長い道』(原題: Mandela: Long Walk to Freedom)を鑑賞!感想、レビュー、あらすじ 旅行
映画『マンデラ 自由への長い道』(原題: Mandela: Long Walk to Freedom)を鑑賞!感想、レビュー、あらすじ

『マンデラ 自由への長い道』(原題: Mandela: Long Walk to Freedom)とは?

映画、『マンデラ 自由への長い道』(原題: Mandela: Long Walk to Freedom)を鑑賞しました。ネルソン・マンデラをご存知ですか?

南アフリカ共和国を救った英雄として、その名を馳せ、南アフリカ大統領にも就任した経歴を持ちます。

アフリカというと、黒人主義のイメージがありますし、英雄というといかにもかっこいい響きがありますが、実際はとても耐え忍ぶ時間と物語でした。

ネルソン・マンデラとは?どんな人物?

ネルソン・マンデラは、1918年7月18日に生まれ、南アフリカ大学の通信制を卒業し、弁護士として活躍。しかし、南アフリカ共和国は、白人による黒人への差別が広がり、次第に暴力から殺害までと発展。マンデラは、その状況に憤りを感じ、反アパルトヘイトとして革命家への道へ進むことになります。

27年間の投獄生活

特筆すべき事項として、27年間の投獄生活があります。46歳で捕まり、終身刑として73歳まで刑務所の中で暮らしたのです(後期は刑務所から移りました)。

投獄期間中も、務めに勤しむだけでなく、妻のウィリーを通じて、外の民衆へ意志を、想いを訴え続けたのです。

釈放と初の黒人として大統領へ

その後、南アフリカ共和国の治安は悪化する一方。自体を重く見た当時の白人大統領は、ネルソン・マンデラと和解し、全人種による大統領選挙を実施。その際にネルソンが訴えた言葉が「武器を持たなくてもいい、戦うのではなく、投票で勝とう」と。

その言葉どおり、1918年7月18日1994年4月27日に南アフリカ史上初の全人種選挙によって、マンデラは大統領に就任しました。

長きに渡る、白人と黒人の戦いにピリオドがつけられる

こうして、アパルトヘイトも撤廃(完全に消滅)、白人も黒人も同等の権利と義務を受ける新しい世界が生まれたのです。

『マンデラ 自由への長い道』(原題: Mandela: Long Walk to Freedom)はどんな物語?

そんな、ネルソン・マンデラが子供の頃から若かりし頃、そして投獄時代、釈放から大統領になるまでの長い軌跡を丁寧に描いたのが本作となります。

「歴史の物語だと難しそう?」いえいえそんなことはありません。ネルソンを中心としつつも、周りの人々にもフォーカスを当て、またときにはコミカルに、時にはユーモアを交えて展開するので約2時間、飽きせず観ることができます。また、グロテスクなシーンなどは出来る限り抑えられているので、子供と家族と一緒に観ても楽しめるでしょう。

ホテル・ルワンダと異なり、いきなり暴動が起きるわけではなく、至るまでの経緯がしっかりと描かれているのが特徴です。

まとめ

南アフリカ共和国は、昨今ではラグビーやサッカーのワールドカップが開催され、また観光地としても人気の国になっています。仕事や観光で行く際に、歴史のキーとなる人物にフォーカスを当てたネルソン・マンデラを知っておくと、より現地で深い経験ができるはずです。

まだ、南アフリカ共和国へ行ったことがない方は、節約してぜひ行ってみてくださいね。

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