『イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 映画
『イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)』とは?

『イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)』とは、実在したフランスのファッションデザイナーであり実業家でもあったイヴ・サンローラン氏を題材にした伝記ドラマです。ファッションブランド、「イヴ・サンローラン」と聞けば、誰でも知っているブランドですよね。本映画は第40回セザール賞にノミネートされ、主演のピエール・ニネ氏が最優秀男優賞を受賞しています。

伝記映画ということで、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』や『キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語』に似た、男性同士の友情や愛情を描いた作品と言えるでしょう。

どんな内容?あらすじは?

映画『イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)』は、伝説的なファッション・デザイナーであるイヴサンローランの半生を描いた作品です。

クリスチャンディオールでアートディレクターとして才能を発揮し始めた時期から物語は展開していきます。

数々のドレスや洋服を仕立て、デザインをしていき、クリスチャンディオールからも、将来を約束されたにも関わらず、兵役を断り、いざ兵役に務めると縦社会や馴染めない軍隊生活の結果、躁鬱病として、病院へ隔離されてしまうのでした。

パートナーであり、公私共に仲良くしていたピエール・ベルジェ氏の説得により、二人で自分たちのオートクチュールを立ち上げることに。資金集めに奮闘し、やっとの思いで立ち上げ、そして始めてのファッションショーも成功に導くことになったのです。

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しかし、富と名声を手にした結果、よくある物語のように、堕落と破天へとつながり、落ちぶれていくのです。この辺は、どの実業家や名声を得た成功者、誰にでも言えることで、フランス人で言うと、悲しみよこんにちはの大ヒットで有名になったフランソワーズ・サガンを彷彿させます。

何度となく、成功と失敗を繰り返しながら、デザインを続け、綺麗で繊細なドレスやファッションを手がけ、その度にヒットさせるという天性の才能を発揮しつづけたのでした。

そして2008年になくなり、その幻想をピエール・ベルジュ氏が見つけるのです。

まとめ

映画『イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)』は、綺羅びやか花の都でトップデザイナーとして君臨したイヴサンローラ氏をピエール・ベルジュ氏との視点と交互に描いた作品。

なぜ彼の作品がずっと何年に渡ってもヒットし続けていられたのか、また彼の独自のデザインセンスというのが、正直映画を通してでは伝わり切れませんでした。

恐らく、ファッションの煌めきよりも彼自身の半生をドラマチックに描こうという意図があったのかもしれません。

苦悩という面では、先に上げたフランソワーズ・サガンの半生を描いた「悲しみよこんにちは」の方がわかりやすく、且つ直感的です。サガンの場合は、彼女の名声やお金を目当てにしている人たちをわかりやすく描いていたからでしょう。

とはいえ、ファッションとしてのクリエイティブな側面やファッションブランドの世界を垣間見たい方には、特におすすめの映画となっています。

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