『月はどっちに出ている』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『月はどっちに出ている』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 映画

『月はどっちに出ている』とは?

『月はどっちに出ている』とは、俳優岸谷五朗、フィリピン人女優のルビー・モレノが主演。血と骨や闇の子供たちなどの著作で有名な梁 石日の原作を崔洋一が監督をした映画です。

どんな内容?あらすじは?

『月はどっちに出ている』は、在日韓国人である岸谷五朗が演じる姜忠男は、同じ在日の同級生のタクシー会社でタクシー運転手として働いています。

母親のスナックで働くルビー・モレノ演じるコニーに恋をして、猛アタックのすえなし崩し的に付き合う二人。

ユニークで変わり者の多いタクシー会社を舞台にしたコメディータッチの群像劇です。

『秘密と嘘(Secrets & Lies)』や『アニー・ホール(Annie Hall)』、『(500)日のサマー((500) Days of Summer)』に似た映画でとなっています。

ネタバレ

冒頭から在日韓国人の結婚式のシーンが登場。日本人には馴染みが薄い在日の人たちの光景に印象がとても強い。

けれど、その後はいつものタクシー会社の面々と生活風景で、けして裕福ではない人たちでありながらどこか悲観な部分が少ない。

ルビー・モレノ登場

そんな男性だらけの環境の中で、忠男はスナックで働くルビー・モレノに遭遇。一目惚れをし彼女の家まで送り届け、流れでワンナイトラブを。そして勝手に住み込むようになりいつしか同棲が始まる。

そんなルビー・モレノは小顔で目がぱっちりとした子犬のような表情で、出演者はもちろん観ているものも惹かれるような風貌をしています。

恋とは?

最初は忠男の方が、好き好きとお仕掛けていたのに、二人の関係が深まるにつれ、ある夜忠男はこっそりとベッドから抜け出し、外に出ようと。しかしそんな姿を見つけたコニーは、「どこに行くの?」と。言い争いすえ「飽き飽きなんだよ」と家を出ていく忠男。

恋愛にある、燃え上がる時期を過ぎ、通常期に入り、倦怠期となった二人。

映画なので、二人の関係を事細かく描くことはないけれど、恋愛やお付きあいをしたことがある人なら誰もが経験のある気持ちの変化。

そんな忠男の感情の変化を観ていくのもポイントです。

忠男の気持ち

そんな岸谷五朗が演じる忠男は、不思議な人物。

ユニークな面々が集うタクシー会社の中でも、飄々としたバランサーとした立場。

無線乗車のお客と遭遇したときも、乗車料金だけもらい、しかもお釣りも返して、淡々と帰っていく。

彼は、コニーではなくても良かった。恋愛がしたいのではなく、寂しい気持ちを埋めてくれる人なら誰も良いのかもしれなかったのです。

出会いと別れと再会

本映画の真骨頂は、出会いがあり、別れがある中で、ラストはまた再会というなの迎えに行き、また二人になるというエンディングが素敵です。

ぜひ恋人で観てほしい映画でおすすめですよ。

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