『きみがぼくを見つけた日(The Time Traveler’s Wife)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『きみがぼくを見つけた日(The Time Traveler's Wife)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 映画

『きみがぼくを見つけた日(The Time Traveler’s Wife)』とは?

『きみがぼくを見つけた日(The Time Traveler’s Wife)』とは、オードリー・ニッフェネガーの原作を、ブラッド・ピットの映画会社プランBエンターテインメント(Plan B Entertainment)が製作を手掛け、レイチェル・アン・マクアダムス (Rachel Anne McAdams)とエリック・バナ(Eric Bana)が主演を務めました。

どんな内容?あらすじは?

『きみがぼくを見つけた日(The Time Traveler’s Wife)』は、6歳の頃に母親が運転する車に同乗していた時に交通事故に遭いその瞬間時間移動(タイムトラベル)の能力を手に入れた主人公と、彼が幼少期の妻の元に度々時間移動で出会っており、初恋の人として、再会するまでがスタート地点での物語になります。

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い( Extremely Loud & Incredibly Close)』や『ベンジャミン・バトン 数奇な人生(The Curious Case of Benjamin Button)』、『ベロニカとの記憶(The Sense of an Ending)』に似た映画です。

ネタバレ

『きみがぼくを見つけた日(The Time Traveler’s Wife)』は、自分の意思とは関係なく時間移動をしてしまうと男性と、幼少期から現在、いままでと時々時間移動で現れる男性と恋愛をし、結婚、出産、そして死後を生きる女性との時空を超えたラブストーリーです。

なぜタイムトラベルをするのか?

事故の後遺症や偶然の奇跡かと思っていましたが、タイムトラベルをするのは遺伝性ということが後にわかるのです。しかもその遺伝子を持つ子供を妊娠すると、出産前に時間移動してしまい、堕胎することに。

主人公はそんな姿に耐えきれず、パイプカットを行い妊娠しないようにするのです。しかし、若い頃の夫が時間移動をしてきて、その流れで妊娠。過去の夫とは浮気にはならないと。この斬新なストーリー展開には脱帽です。

子供も時間移動

さらに、やっとの思いで出産した子供もタイムトラベルの遺伝を持ち、しかも自分の意思で時間移動をすることができるという上位互換の能力者だったのです。

死のタイミング、そして死後

特徴的なのは、自分の死のタイミングを娘、そして妻に教えてもらいどんなタイミングで亡くなるかを予期、事前に知るのです。

さらに、本作の真骨頂は、生きている時に未来に時間移動し、娘そして妻と再会し、わずかな時間だけでも、愛を、肌のぬくもりを感じ伝え合うのでした。

まとめ

時間移動という王道のSF映画かと思いきや、ラブストーリーに舵を切った斬新な映画。

時間移動をした時には、着ているものを含めてすべてその時間軸において行かれるので、移動先では裸になってしまいます。そしてまた元の時間軸に戻るまで、服を探したり、さまよい生きるという皮肉な能力である反面、死ぬ前の母親と会えたり、大きくなった娘の姿を見れたりと、類まれなる奇蹟を持つ話でした。

では、面白いのか。というとこれが難しいと言うのが感想です。

ベンジャミン・バトンのように、人生観や人間ドラマが描けていると深みのある作品になるのに、まんねりというか、代わり映えのしない出来事を、時間軸のパーツを分けて動かしているだけに終始し、さらに、妻のクレアがなぜ主人公のヘンリーに恋をしているのか(幼少期の刷り込み?)、また逆にヘンリーはなぜクレアに恋をしたのかが不明瞭で、釈然としないまま恋愛を見せつけられているような気分なりました。

とはいえ、頭を使う映画ではないので、恋人や夫婦で気楽に観るにはおすすめです。

また、ヘンリーの死が決定的になる時間軸は、それまでの色調から一転して、雪の積もる森の中での出来事なので、ドラマチック性が欠けているわけではないので、重厚感にはあと一歩ということろでしょうか。

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