『ジェイン・オースティンの読書会 』とは?
ジェイン・オースティンをご存知ですか?イギリスのイングランド南部にあるハンプシャー、スティーブントンに生まれたのが、女流作家「ジェイン・オースティン」。
『 エマ(Emma、1816年)』を始め、『分別と多感(Sense and Sensibility、1811年)』や『 高慢と偏見(Pride and Prejudice、1813年)』、『 マンスフィールド・パーク(Mansfield Park、1814年)』、『 ノーサンガー・アビー(Northanger Abbey、1817年)』、『 説得(Persuasion、1818年) 短編小説』、『 レディ・スーザン(Lady Susan)』といった数々の小説を生み出した作家です。
それぞれの作品は、本の領域を超え、映画や演劇など幅広く使われるようになり、特に『エマ』は傑作品として、現代の若者にも人気の作品となっています。
映画、『ジェイン・オースティンの読書会』はどんな作品?
一見すると、お硬い文学作品のようなタイトルですが、「ジェイン・オースティンの作品をそれぞれ読書する会」を通じて、現代の中年男女を中心に、人生とは?恋愛とは?結婚とは?を考えさせられる現代映画です。
登場人物
登場人物は主に6人。5人の女性と1人の男性の合計6人である。それぞれ担当する作品を決めて、1ヶ月毎で自分の家や指定した会場へ集め、読書会を開き、作品の登場人物の心理や物語をディスカッションしていくという話。
ジョスリン(『エマ』)
プルーディー(『説得』)
シルヴィア(『マンスフィールド・パーク』)
バーナデット(『高慢と偏見』)
アレグラ(『分別と多感』)シルヴィアの娘。同性愛者
グリッグ(『ノーサンガー・アビー』)
映画としての注目ポイントは?
映画として特に注目は、ジェイン・オースティンの作品が鏡のように、登場人物、そして視聴者の人生や考え方に訴えかけてくる点でしょう。
まとめ
最終的に、それぞれの葛藤や人生の岐路を迎えるのですが、結果として「うまくキレイなまとめ方」をしたなという印象でした。喧嘩していた夫婦はもとに戻る、すれ違う恋愛感情が結びつく、新しい出会いが見つかるなど。もしかすると、ジェイン・オースティンに向けたリスペクトからなのかもしれません。