『デザインの言語化』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『デザインの言語化』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 書評

『デザインの言語化』とは?

『デザインの言語化』とは、デザイナーでありライターでもある「こげちゃ丸」氏が執筆したデザインとその説明に必要な要素がまとめられた本です。2023年2月1日に左右社より出版されました。

どんな内容?あらすじは?

『デザインの言語化』は、デザインに関するノウハウだけでなく、クライアントへのプレゼンやヒアリングの時に必要な言語化に迫った内容です。

第一章が、コンセントを言葉にする

第二章が、デザインの意図を伝える

第三章が、クライアントの要望をくみとる

第四章が、チームでの仕事を円滑に進める

まとめ いいデザインってなんだろう?

と5章で構成されていて、非常にコンパクトで読みやすいのが特徴です。

書く仕事がしたい』などのような本となっています。

ネタバレ

デザイン制作のノウハウが詰まった内容ではないので、イチからデザイナーになりたい人やデザインを学びたい方には不向きかもしれません。

ある程度クライアントワークができるくらいのデザイナーや、上司へのプレゼンで悩んでいる方が読むと理解度が高まる内容です。

例えば、「レイアウトの原則をわかる言葉で説明する」といった基本的な部分。

デザイナーやその筋のプロだとどうしても言語化で専門用語を使ってしまいがち。

それをちゃんと相手に伝わり、理解できる言葉で伝えるのが大切です。

センスとは平均値を磨くこと

この項目は目から鱗でした。「センスがいい」というのはファッションでも、なんでも奇抜だとか個性的であること以上に、多くの人が共感すること、がセンスがいいとなると知りました。

デザインも同じで、誰も見たことないデザインはアート性はあっても一般の人には共感してもらいづらい。多くの人が美しいと感じるデザインが評価されるのです。

まとめ

他にもデザインではなく、「テーマ」に則って説明が書かれているので大変タメになりました。

「シンプル」と「ミニマル」の違いなど、自分の中で作品やデザインで明確化されていないものは本書を読んで勉強しておくとおすすめです。

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