『行動経済学が最強の学問である』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『行動経済学が最強の学問である』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 書評

『行動経済学が最強の学問である』とは?

『行動経済学が最強の学問である』とは行動経済学コンサルタントの相良奈美香による行動経済学にまつわる人やお客様の行動をまとめた本です。2023年6月8日に初版がSBクリエイティブ株式会社より出版されました。

『行動経済学が最強の学問である』のあらすじ、レビュー

『行動経済学が最強の学問である』は、「行動経済学」の博士号を持っている相良さんによる具体的なテクニックや人間の心理について描かれています。

序章、本書といわゆる「行動経済学入門」の違い

第一章、認知のクセ

第二章、状況

第三章、感情

エピローグ、あなたの行動を取り巻く「行動経済学」

合計5章で構成されています。

『リーダーの仮面』や『伝え方』のような内容となっています。

ネタバレ

自制バイアスとは?

「私は誘惑に負けない。」という自分自身に過大評価をする認知です。

「誘惑に弱いのに誘惑に負けない」という人間は二面性を持っている、ということを自覚したほうがいい。

感情のマーカーとは?

犬を見ると微笑む人は、子供の頃に犬と遊んで楽しかった経験があり、「ポジティブ感情マーカー」が塗られています。

逆に、「犬は噛みつくかもしれない」と母親に言われ続けられた人は「ネガティブ感情マーカー」が塗られているのです。

このアフェクトによってかなり意思決定が左右されるので、実際の行動にまで影響をしています。

行動経済学の3つのポイント

認知のクセ、状況、感情の3つが行動そして経済に影響を及ぼします。3つは相互に絡み合って、「認知のクセ」と「感情」が絡み合い、「状況」によって非合理な判断になる理論です。

まとめ

「行動経済学」というすごく難しい学問だと思いがちですが、実際には人間の感情や認知の癖、そして状況によって選択肢を選んでいるということがわかりました。

それさえ学べれば他者の行動を誘致させ、アクションさせることも可能です。

例)マクドナルドの懐かしい音楽や昔を思い出す商品を売りつけて、大人になった人が子供の頃を思い出させて、購入させる、なんてことも。

非常に奥深い分野。引き続き勉強して追記していきたいと思います。

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