『騙されてませんか 人生を壊すお金の「落とし穴」42』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『騙されてませんか 人生を壊すお金の「落とし穴」42』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ お金

『騙されてませんか 人生を壊すお金の「落とし穴」42』とは?

『騙されてませんか 人生を壊すお金の「落とし穴」42』とは、経済ジャーナリストである荻原博子氏による執筆で2019年10月20日に株式会社新潮社より出版されました。

荻原博子氏は、『払ってはいけない資産を減らす50の悪習慣』や『おひとり様でも、一生お金に困らない本』なども上梓しています。

どんな内容?あらすじは?

『騙されてませんか 人生を壊すお金の「落とし穴」42』は、「保険料が半額になる」「100億円あげるキャンペーン実施中」「老後の新しい不動産活用法」など、セールストークの落とし穴に注意を促す本です。

1つ目が、節約編

2つ目が、投資編

3つ目が、保険編

4つ目が、老後編

4つの構成でまとまった内容となっています。

『9割の公務員が知らない お金の貯め方・増やし方』や『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』、「お金は寝かせて増やしなさい」に近い本となっています。

ネタバレ

例えば、100億円キャンペーンで利用する人が、増えたキャッシュレス決済サービスのPaypay(ペイペイ)。実は、落とし穴として2年間使わないのとポイントは消滅していしまいます。

他にも、話題のiDeCO(イデコ)も、60歳まで引き出せませんが、脱退一時金を受給するには5つの要件を満たさなければなりません。

支給要件

1つ目が、国民年金の第一号被保険者のうち、国民年金保険料の全額免除又は一部免除、もしくは納付猶予を受けている方

2つ目が、確定拠出年金の障害給付金の受給権者ではないこと

3つ目が、通算拠出年金期間が3年以下、又は個人別管理資産が25万円以下であること

4つ目が、最後に企業型確定拠出年金又は個人型確定拠出年金の加入者の資格を喪失した日から2年以内であること

5つ目が、企業型確定拠出年金の資格喪失時に脱退一時金を受給していないこと

この5つが条件となります。

NISAの非課税期間に注意

人気のNISAも注意が必要です。

例えば、100万円で購入した株が50万円になった場合、NISAは5年限定なので、5年後には出さないといけません。そうすると普通口座での取得金額が50万円となってしまうのです。

普通100万円で購入した株が再び100万円になって売却すると、50万円の売却益が出たとして10万円の税金がかかってしまうのです。

投資の世界でよく「卵は分散する。一つの籠に入れないようにする。なぜなら落とした時に卵(お金)が割れてなくなってしまうから」という言葉がありますが、

卵をゆで卵、つまり普通預金に入れておくという方法もあるのです。

まとめ

本書『騙されてませんか 人生を壊すお金の「落とし穴」42』は、一般的にお得と言われるようなことに実は落とし穴があり、損をする仕組みになっていることを説明した内容となっています。

節約や節税を取り組む前に本書を

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