『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『食い逃げされてもバイトを雇うな 禁じられた数字』 お金
『食い逃げされてもバイトを雇うな 禁じられた数字』

『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字』とは?

山田真哉氏著書『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字』とは、2007年に株式会社光文社より、光文社新書として出版された本です。

山田真哉氏といえば、『問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい』や『手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。』などの著者としても有名です。特に、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』や『女子大生会計士の事件簿』が人気で、現役の会計士でもあります。

どんな内容?あらすじ

『食い逃げされてもバイトを雇うな 禁じられた数字』は、他の書籍と同様に、お金や会計にまつわる内容となっています。山田真哉氏お得意の、数字に関するクイズや、小売店がなぜ潰れないのかといった疑問を載せて、読者が少し頭を使いながら読むことができます。

本書、『食い逃げされてもバイトを雇うな 禁じられた数字』でも、親父さんが一人で経営しているラーメン屋(飲食店)があって、店主がいないときは客が自分でお金を置いていくという問題と話が載っています。バイトを雇うよりも、食い逃げされたほうがマシという理論はなぜだと思いますか?

ネタバレ

『食い逃げされてもバイトを雇うな 禁じられた数字』で紹介された食い逃げされてもバイトを雇わない理由。

お客さんが食い逃げする確率を20%とします。5人に一人の割合ですね。アルバイトの金額を時給800円とします。すると、お客さんの数が1時間に二人だとして、10時間営業し、20人。食い逃げの被害が20人×20%×1000円=4000円、バイト代を800円×10時間にすると8000円で食い逃げの被害額よりも高くなってしまうのです。

このように、数字を使うことでわかるクイズと答えがわかりやすく載っているのが本書『食い逃げされてもバイトを雇うな 禁じられた数字』の特徴です。

まとめ

本書、『食い逃げされてもバイトを雇うな 禁じられた数字』は、数字にまつわる会計学の本です。軽快で読みやすく、また本書は文庫本の上巻になるので、手軽に読めておすすめです。

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