『happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密』とは？
『happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密』とは、作家であり経済コンサルタント、投資家である本田健氏の執筆により2019年8月5日にフォレスト出版株式会社より出版されました。
どんな内容？あらすじは？
『happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密』は、「ユダヤ人大富豪の教え」や「20代にしておきたい17のこと」などを上梓している本田健氏のより新作の本です。本書も同様にお金に関する自己啓発の本となっています。
第一章が、あなたにとってお金とは？
第二章が、お金のIQとお金のEQ
第三章が、お金とあなたの人生 あなたが、お金を使っている？それともお金に使われている？
第四章が、お金の流れ「Happy Money」の流れ、「Unhappy Money」の流れ
第五章が、お金の未来
合計5章で構成されています。
『これからの時代のお金に強い人、弱い人』や「お金は寝かせて増やしなさい」、『人生が変わるお金の大事な話「稼ぐ×貯まる×増える」のヒミツ』に似た内容です。全体的にお金のメッソドが多く、リテラリーやテクニックというよりもマインドを育みたい方にはおすすめです。
ネタバレ
『happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密』は、お金に関する考え方やマインド、お金を受け入れる心理的な側面を紹介した本です。
例えば、お金にはEQのタイプがあり、「お金と積極的にかかわり、コントロールしようとするタイプ」、「お金とはできるだけ無関係でいようとするタイプ」、「お金から距離を置こうとするタイプ」です。
無関係でいようとするタイプを、「無関心タイプ」と「僧侶タイプ」の2種類があります。
また、お金と積極的に関わろうとするタイプにも、3つのタイプがあり、
「貯め込みタイプ」、「浪費家タイプ」、「稼ぎ中毒」の3つがあるのです。
その結果、「貯め込みタイプ」と「浪費家タイプ」が合体した、「抑圧された浪費家タイプ」
「浪費家タイプ」と「稼ぎ中毒タイプ」が合体した、「ギャンブラータイプ」
「貯め込みタイプ」と「浪費家タイプ」と「稼ぎ中毒タイプ」が合体した「心配性タイプ」
に分類されます。
ココらへんは、表現の仕方が違うだけで、お金に関する本では、ビジネスマンタイプとか、節約家タイプとか、または経営者タイプなど、異なるだけで、本質は同様といえるでしょう。
マネーゲームから抜け出す方法
本書『happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密』の面白い点として、マネーゲームから最終的に抜け出さないと本当の幸せにたどり着けないと示唆している点です。
確かに、スタート時には、お金を稼ぐ、蓄えるという点から始まりますが、その後どうしていくか、どうしていくとより良いかを考えている人は意外と少ないでしょう。
ポイントは、どれだけ稼ぎ、どれだけ貯金しても、まだゲームに負けているような感覚にいるかどうかです。
では、どうすればマネーゲームから抜け出せるのか？
「仮想の対戦相手」のことは忘れて自分自身を相手にしてゲームをプレイすることです。
自分と他人を比べるのはやめて、今日の自分と昨日の自分を比べるのが大切。
将来のお金に対する2つの見方
お金に関するメソッドだけでなく、本書『happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密』では、将来のお金の考え方についても説明しています。
楽観的な見方として、「ものは豊富にある」という考え方として、研究・エンジニアリング・アートとデザイン・エンターテイメント・食品と栄養・医療・宇宙技術・廃棄物管理・再生可能エネルギー・AI関連分野。
こういった分野は、仕事の需要があり、テクノロジーは進歩、そして拡大すると考えられています。
逆に、悲観的な見方をする人、「欠乏意識」がある人は、将来は階級間の対立が起こり、上流階級はお金を使わずに貯めておき、私利私欲を満たせるものだけに投資した方がいいと考えるようになり、中流階級や労働者階級は、怒りを感じるようになると考えます。
人々は、創造力や生産力を損ない、社会的地位の向上や幸福の妨げになるのです。
まとめ
20代の頃、お金に関する悩みを抱え、もっとお金があれば、勉強したり選択肢を増やすことができるのにと……と。
そこからお金の貯め方や節約術、投資などを勉強しようとスタートさせました。
しかし、いざ始めると、「投資って難しそう」「節約って何から始めればいいの？」「お金って一体なんだろう」と行き詰まるばかり。そんな中で、こういったメソッド本を読んでみると、まずはマインド全体が底上げされるので、おすすめです。
本書『happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密』でも、具体的なハウツーというより、お金を貯めるにどうしていきたいのか？結果としてお金を貯めてどうやって幸せ、ハッピーになるのかを考えさせられる
