『ファミリー・ツリー(The Descendants)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『ファミリー・ツリー(The Descendants)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 映画

『ファミリー・ツリー(The Descendants)』とは?

『ファミリー・ツリー(The Descendants)』とは、カウイ・ハート・ヘミングスの原作をもとに、ジョージ・ティモシー・クルーニー(George Timothy Clooney)が主演、アレクサンダー・ペイン(Alexander Payne)が監督を務めました。アカデミー賞の脚色賞を受賞しています。

どんな内容?あらすじは?

『ファミリー・ツリー(The Descendants)』は、ハワイを舞台にした、家族をテーマにした物語。ジョージ・クルーニー演じる主人の妻が、海の事故で植物状態に。二人の娘を抱えながら、人生を考え、前に進んでいくという映画です。

『幸せのセラピー(Meet Bill)』や『幸せへのキセキ(We Bought a Zoo)』、『それでも、やっぱりパパが好き!(Infinitely Polar Bear)』に似たに内容となっています。

ネタバレ

最初は、純粋な家族の温かみのある映画かと思っていましたが、『ファミリー・ツリー(The Descendants)』は、途中から寝たきりとなった妻の不貞が発覚し、その不倫相手を探しに行き、その不倫相手は、恋愛ではなく、主人公家族が持つ広大な土地を狙っていたことがわかるなど、エグい内容が次から次へと出てきます。

娘とそのボーイフレンド

前半は、二人娘の次女の話、次に長女、そしてそのボーイフレンドが登場し、奇妙な家族関係が出来上がります。特にモブキャラだと思った長女のボーイフレンド役のニック・クロース(Nick Krause)が良い味を出しており、第三者として家族の繋がりや大切さを示唆するのが、言い得て妙で、異分子が紛れているアンバランスさが良い味付けとなっていました。

まとめ

『ファミリー・ツリー(The Descendants)』は、イメージと違ってキツい内容をユーモラスな見せ方と、終始流れるハワイの音楽、そして海を含めたワイキキの穏やかな風景に和むのが特徴です。

まったりとした、時間を感じながら、ドラマ性のある人間模様が楽しめる映画となっていておすすめですよ。

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