『ワンダー 君は太陽(Wonder)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『ワンダー 君は太陽(Wonder)』映画の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 映画

『ワンダー 君は太陽(Wonder)』とは?

『ワンダー 君は太陽(Wonder)』とは、R・J・パラシオが執筆した小説『ワンダー』を原案にした映画です。

主演に、母親役をジュリア・ロバーツを、子供を映画『ルーム』での鮮烈なキャラクター演じたジェイコブ・トレンブレイ(Jacob Tremblay)が演じており、第90回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされていました。

どんな内容?あらすじは?

『ワンダー 君は太陽(Wonder)』は、産まれた時に遺伝子の影響で顔が変形する「トリーチャーコリンズ症候群」を患っている男の子が、小学校5年生頃に学校に入学し、友達やクラスメイトと共に成長していくファミリー物語と、青春物語を合わせたよう映画です。

『ファミリー・ツリー(The Descendants)』や『それでも、やっぱりパパが好き!(Infinitely Polar Bear)』、『しあわせの隠れ場所(The Blind Side)』に似た作品となっています。

ネタバレ

まず、第一に見る前に誤解していたのが、本映画『ワンダー 君は太陽(Wonder)』はジェイコブ・トレンブレイ(Jacob Tremblay)くんだけにフォーカスを当てたわけではない、ということです。

彼の苦悩や葛藤を、家族や友達が支える作品かと思っていたら、開始15分ほどで、すぐに別の人物へフォーカスが変わります。

まずは、実姉であるヴィル。健常者として育ち、病気に苛まれる弟の強い味方。けれど、父親も母親もまずは弟が第一に優先され、自分は日陰の花のような存在。

けれど、なくなった祖母は唯一、彼女のことを観ており、「弟は太陽のように周りたくさんの惑星がいるけれど、あなたには私がついているから」と、愛情強く支えているのでした。

さらに、物語は、そんな姉の親友へ。高校入学と共に素行不良となり、反発する中で、実は友達と弟の愛のある家族を羨ましく、そして尊敬していたのです。

そんなふうにして、フォーカスを変え、各個人の抱えている思いや感情をその人の視点で見せているので、中だるみせずに観られるでしょう。

感動の押し付け?

本映画でよく言われているのが、障害者をテーマにした感動の押し付けではないか?ということ。視聴前は、たしかにそんな同情の思いが頭の片隅にある状態で観ていましたが、実際には、上記で説明したように周りの登場人物の思いや考えを表現していることで、誰かしらの心情に寄り添う形になりました。

中盤以降になると、むしろ、主人公の男の子の自虐性からくるワガママに辟易することもあるのですが、それをひっくるめて、優しさや包み込む愛しさに満たされた映画です。

まとめ

この男の子が、もう少し大人になったらどうなるんだろう?と想像しながら観ていました。

子供時代はある種の無邪気さだけで良かったものが、大人になると恋愛をし、そこにルックスで大きなハンデをもっている中で恋愛ができるのか疑問です。

友情も壊れるかもしれない。妬み嫉みも生まれるかもしれない。

けれど、もしかすると内面の良さで、いい人が見つかるかもしれない。

優しい時間は、いつまで続くのか。フィクション作品ですが、そんな思いに浸れる映画です。

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