『和田誠展』感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『和田誠展』とは、イラストレーターであり、映画やエッセイ、アニメーション制作まで多くの作品を世に生み出した和田誠の作品展です。東京オペラシティアートギャラリーで2021年10月9日から12月21日まで開催されています。 イベント

『和田誠展』とは?

『和田誠展』とは、イラストレーターであり、映画やエッセイ、アニメーション制作まで多くの作品を世に生み出した和田誠の作品展です。東京オペラシティアートギャラリーで2021年10月9日から12月21日まで開催されています。

和田誠展|2021年10月9日〜12月19日|東京オペラシティ アートギャラリー
本展は、和田誠の膨大で多岐にわたる仕事の全貌に迫る初めての展覧会です。和田誠を知るうえで欠かせないトピックを軸に、83年の生涯で制作した多彩な作品を紹介します。きっとこれまで知らなかった和田誠の新たな一面に出会えることでしょう。

どんな内容?

『和田誠展』は、クリエイターとして世の中に2000点以上の作品を輩出してきた和田誠のイラストや原画、アニメーションや映画作品まで多くの作品を展示した展覧会です。また当時から同じように人気を博していたクリエイターの横尾忠則や宇野亜喜良、灘本唯人らと一緒に東京イラストレーターズ・クラブを作ったり、展示会を開催したときのポスターも紹介されていました。

和田誠とはどんな人物?

和田誠は1936年に生まれ、父親はラジオなどの音響を演出した和田精のもとに生まれました。

幼少期から絵を描くことが好きで、イラストや漫画を描き、当時の作品も展示されています。

1972年にはシャンソン歌手で現在、料理家として名を馳せている平野レミと結婚。出会って10日間で結婚したという。すごいですよね。

また、長男はバンドグループ、トライセラトップスのボーカルである和田唱。奥様は女優の上野樹里というまさに芸能一家です。

ネタバレ

『和田誠展』は、幼少期の和田誠の描いたイラストや漫画、日記などから、多摩美美術大学自体に出品し、賞を受賞した作品。ライトパブリシティに入社後に手掛けたタバコの「ハイライト」の試し刷り、星新一や谷川俊太郎の著書の想定、日活名画座の映画のシルクスクリーンのポスター(しかもギャラをもらわず無償で!)

無償で携わっていたという日活映画のポスター

そして40年間務めた週刊文春の表紙2000点、『快盗ルビイ』や『麻雀放浪記』、アニメーション『誰も知らない』など、イラストや絵に留まらず、幅広い作品を世に生み出しました。

和田誠展
和田誠展

ネタバレ

またラストには、実際に和田誠自身がイラストを手掛ける映像がありましたが、一つのイラストを手掛けるのに50分と、1時間弱で仕上げるという技量の高さが伺えました。

シェルブールの雨傘の下絵と原画 

まとめ

和田誠自身を知らなくても、一度は目にしたことがあるイラストやデザイン。実際に友達を誘って行きましたが、予備知識のなかった友達も一目で理解し、気に入り、沢山の作品を存分に楽しむことができました。

それほど広い会場ではないのですが、とにかく点数が多く、3時間以上滞在。横尾忠則展も点数が多く、あちらは1階から3階まで展示されていましたが、こちらは1階の2フロアを使った構成です。

人が多くいると、中々ゆっくり観られないかもしれませんが、その分時間をかけてじっくりと堪能すると良いでしょう。

特に、週刊文春の表紙デザインの前には椅子が並べられているので、休憩も兼ねてぼーっと眺めるのにちょうど良かったですよ。

入口から早々に横にも縦にも埋め尽くされたイラストに圧倒されました。

本展示会は、写真撮影可能なので、色々な和田誠の作品を撮影して、友達や家族、恋人に共有しましょう。

また、2階では併設展として、難波田史男の作品と、彼の作風を継承した山下紘加の作品も展示されていて、和田誠の万人受けする作風と、前衛的な作品性の違いもあり興味深かったです。

ぜひこちらの展示もご覧になるのをおすすめします。

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