『「アルティメット富裕層」という生き方』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『「アルティメット富裕層」という生き方』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ お金
『「アルティメット富裕層」という生き方』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『「アルティメット富裕層」という生き方』とは?

『「アルティメット富裕層」という生き方』とは、純金融資産1億円以上を所有する層を指し、富裕層の生き方や生活の仕方、お金の稼ぎ方を紹介した本です。株式会社OKAMURAの代表取締役である岡村恭資氏の執筆で、株式会社星雲社より出版されました。

どんな内容?あらすじは?

『「アルティメット富裕層」という生き方』は、第一章が、富裕層とは。第二章がAIに侵食される世界。第三章が、富裕層は無駄遣いをしない。第四章が、「資産家富裕層」という生き方。第五章が、正解は自分で決める。そして第六章が、偶然、お金持ちになる人などいない。という構成となっています。

第二章からして、AIを持ち出している辺り、他のお金持ちをテーマにした本とは毛色が異なるのを感じますね。

ネタバレ

一般的なお金持ちをテーマにした本ですと、お金持ちのマナーや常識、働き方を紹介し、一般市民が真似をすることで、お金持ちへ近づこうとするのを目的としています。

本書、『「アルティメット富裕層」という生き方』でも同様に、お金持ちの生き方や働き方をテーマにしていますが、反面生き方として、極端な紹介もあり、実はとても参考になっておすすめです。

例えば、第二章で紹介されている「AI」について。

医療現場にAIが導入されると、医師免許のある管理者が遠隔で監督するだけになり、人件費がなくなるという話。また、ドローンとAIの組み合わせで通信販売を自動化したり、交通事故がなくなるなど未来の可能性を示唆しています。

そして、不動産を基盤としている「資産家富裕層」は、AIの活躍する起業へ投資することで利益を得るというのです。

結構、極端な結びつきをして紹介しており、特にそれ以上は明記されていません(笑)

富裕層のネットワーク

さて、気を取り直して。富裕層の情報ネットワークに「YUCASEE(ゆかし)」があるのをご存知ですか?

金融資産1億円以上の層しか参加できない、完全会員制のプレミアム・プライベートクラブで、旧アブラハムグループが母体となっています。

そんな、ゆかしのデータによると、東京大学卒業社のうち、0.0013%が現金で1億円以上を所有しているハイパー富裕層にあたります。

また、富裕層があまりファーストクラスに乗らない理由をご存知ですか?実は、ファーストクラスは仕事上の経費と落ちにくい傾向があるため、仕事の利用として認められやすいビジネスクラスを選ぶとか。確かに知り合いのお金持ちの子女は、自分のマイルールがあって、あまりファーストクラスは乗っていません。

しかし、ファーストクラスに乗らない変わりに、個人ジェット機を使うことは多いそうです。そのほうがスピードもあるし、プライベート空間が確保されるため、ファーストクラスよりもコストパフォーマンスが高いと言えるのでしょう。

また、富裕層は、忍耐力があります。2020年の東京オリンピックを境に、不動産市場は下がる傾向と観ています。また、2025年を境に団塊世代が後期高齢者層へ移るため、労働環境やお金の周りが悪くなるそうです。

そんな理由もあり、富裕層は、景気が悪くなるのを待ち、「駅に近い物件に限定し」買えるだけ買うのです。

他にも、株式投資はせずに、不動産投資だけの一点集中を行うそうです。2軸で進めている場合、株式投資がマイナスが出た人が、不動産を渋々手放すタイミングを見計らっているそうです。

まとめ

斜め上を行く、お金に関する『「アルティメット富裕層」という生き方』。だからこそ、心理を付いている箇所も多々見受けられます。

また、ハワイでの不動産購入に関するエピソードも展開されているため、将来ハワイに移住したい方は特に参考にすると良いかもしれません。

知り合いのメイクアップアーティストの方が、ビザの取得から仕事をする方法まで、ある程度裏道の知識がないとハワイに移住できないと言っていました。不動産を獲得するのもその1歩かもしれません。

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