『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(Financial Literacy for Milleanials)』とは?
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(Financial Literacy for Milleanials)』とは、MBA・法務博士で、ペンシルベニア投資同盟の設立に関わるアンドリュー・O・スミス(Andrew・O. Smith)氏の執筆、桜田直美氏の翻訳でSBクリエイティブ株式会社より2019年11月25日に出版されました。
どんな内容?あらすじは?
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(Financial Literacy for Milleanials)』は、高校生に向けたお金や経済、金融といった大人になるのに欠かせないマネーリテラシーを網羅した一冊。
第一章が、お金の計画の基本
第二章が、お金とキャリア設計の基本
第三章が、就職、転職、起業の基本
第四章が、貯金と銀行の基本
第五章が、予算と支出の基本
第六章が、信用と借金の基本
第七章が、破産の基本
第八章が、投資の基本
第九章が、金融詐欺の基本
第十章が、保険の基本
第十一章が、税金の基本
第十二章が、社会福祉の基本
第十三章が、法律と契約の基本
第十四章が、老後資産の基本
合計14章で構成された本です。
『投資家の父より息子への13の遺言』や『お金に支配されない生き方』、「お金は寝かせて増やしなさい」に似た内容となっています。
ネタバレ
本書『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(Financial Literacy for Milleanials)』では、お金に関する社会や世間の常識が詰まった内容です。その為、人生をすなわち体現した物語でもあります。
例えば、副業は今の御時世では、当たり前ですが、副業を始める前に覚えておくべき点として、LLCを設立することが重要です。
LLCとは、有限責任になり、何か問題起こった時に、自分の資産を守ることができます。
そして、規制や法律もきちんと確認し、食料品を扱うなら衛生管理の資格や認可を覚えておくこと。副業は収入を増やしてお金の安心を手に入れる良い手段です。
景気はどうすれば読めるのか?
一般的に「経済」とは、お金、ビジネス、雇用、支出、投資、生産に関わるすべてのことが、どういう状態になっているのかを見極めることが大切です。
良好な経済とは、生産、消費、貯蓄、投資のすべてが活発に行われます。「経済活動」とも言われています。
「グローバルエコノミー」とは、すべての国の経済の全体像やそれぞれの経済の関わり方を意味しているのです。
経済には低成長というのがあります。まったく成長していないわけでもないけれど、成長率が1〜2%しかないような状態です。経済が成長しなくなると国民は生活を切り詰めなければならないので注意してください。
お金の時間価値
経済には、時間も重要です。
お金は、利息を稼ぐことができるので、明日手に入るお金よりも、今日持っているお金のほうが価値は高くなります。これを「時間価値」といいます。
投資も同様で、複利効果があるため、長期で考えることが大切なのです。
金利以外のリターンもすべて年間のパーセンテージで表され、そして金利と同じように複利効果があります。
1000ドル貯金した場合の単利と複利では、2%で10年で1200ドルしかないのが、複利ならば1219ドルになります。
12割る4(金利)で18(年)、これが元本が二倍になるまでの年すの出し方になります。
有形財産と無形財産
財産とは、何かの価値のある個人の持ち物です。金融資産や自宅、家財道具など。おしして無体財産と呼ばれる、物理的な形のない財産や商標なども当たります。
基本的に、法律で不動産と動産で区別されます。
まとめ
本書『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(Financial Literacy for Milleanials)』で、絶対に覚えておきたい10のお金のヒント。
1.シンプルに
2.質素に暮らす
3.借金をしない
4.ひたすら貯金
5.うまい話は疑う
6.投資の多様化
7.すべてのものには税金がかかる
8.長期で考える
9.自分を知る
10.お金のことを真剣に考える
最初の仕事のヒント
1.第一印象をよくする
2.時間厳守。時間より早く着くのが望ましい
3.どんなにつまらない仕事でも喜んでする
4.細部に気を配る
5.自分で考えて動く
6.質問をする
7.仕事をくださいという
8.話す量より聞く量を多くする
9.仕事の優先順位を決めるのは上司の仕事
10.時間管理