『できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ 書評

『できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88』とは?

『できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88』とは、Webマーケティング専門のコンサルタントである敷田憲司氏や、岡崎良徳氏、株式会社スタジオライティングハイの代表取締役である岸智志氏、株式会社フリーランチの代表取締役である、能見健吾氏の共著で2018年に株式会社インプレスより出版されました。

どんな内容?あらすじは?

『できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88』は、チャプター1が、コンテンツマーケティングとSEOの基本。チャプター2が、オウンドメディアとコンテンツ作成。チャプター3が、SEOで効果を上げるライティング術。チャプター4が、SEOを意識したWebサイトの制作。チャプター5が、リスティング広告を使った誘導・集客の5つの構成となった本です。

『すぐに使えてガンガン集客!WEBマーケティング123の技』や、『グロースハッカー』、『コンテンツマーケティングの教科書』に似た内容となっています。

ネタバレ

『できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88』では、インターネットの世界で活躍するための手法がまとめられています。

例えば、自分のサイトを作った際に、「ドメインの評価を上げる」ことが重要です。

コンテンツページ単体だけでなく、ドメイン毎にも評価があり、サブディレクトリに配置することで、恩恵を受けやすくなります。

ワンソース・マルチユースが便利!

また、一つのコンテンツ情報、リソースを使い回すことも有効です。

取材した後に、アレンジしてニュースリリースとして配信。次に自社メディアへ検索キーワードに関連する情報を記載。最後に、コーポレートサイトへ載せて、見込み客や会社のサービス、規模感を知りたい人に訴求できます。

さらに、取材したヒアリングの音声データも有効活用できます。

文字起こしのデータをストックし、一度の取材やヒアリングで抽出したエッセンスを、媒体のコンテンツ制作に活用するのです。

展開のイメージとしては、書籍化をしたり、自社のメディアの記事に掲載、お客様の声として利用したり、営業資料に載せて、社外の人に展開。さらに、企画書やニュースリリースとして使うことで、一つの取材データを幅広く活用できます。

SNSでシェアするユーザーの動機を知ろう

他にも、情報を発信すればするほど、SNSへ展開され、シェアされる確率も高まります。

ユーザー、読者はなぜシェアを行うのでしょうか?

一つが、ブックマーク代わりとして、あとでそのコンテンツを読み返すためにシェアします。長文やまとめ記事はシェアされるのは本動機が大きいです。

二つ目が、人に良く思われたいという顕示欲です。SNSで繋がった知人や友人からの評価が高まります。

三つ目が、自己表現のためです。政治的な話題や批判記事などが人気なのはそのためです。

特に、炎上マーケティングや炎上商法といわれる、拡散されやすいネタを使う手法もあります。しかしブランドを傷つけるためおすすめしません。

引きの強いタイトルは前半に入れて、後半で内容を補足するようにしましょう。

マンガを入れる

面白いコンテンツとしては、漫画を挿入するコンテンツも人気です。文字ばかりだと嫌煙されますが、漫画を見れることで読みやすく、シェアされやすくなります。

ただし、マンガはスペースで入れられる情報量が限られています。伝えたいことを漫画だけで行おうとすると、制限されるので、必要に応じて文章で補足しましょう。

まとめ

本書『できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88』は、オウンドメディア担当者というよりは、マーケティング担当者が読むとためになる手法がまとまっています。

全体的に読みやすい構成と、文字サイズ、ページ量なので、時間ない中でサクッと読みたい方におすすめです。

もっと詳しく学びたい方は、『競争優位の仕組みを見抜く&構築する ビジネスモデルの教科書【上級編】』や『デジタル時代の基礎知識「SNSマーケティング」』を次の本として読んでみてはいかがでしょうか?

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