『金のなる人』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ

『金のなる人』本の感想、レビュー、あらすじ、ネタバレ お金

『金のなる人』とは?

『金のなる人』とは、日本マイクロソフト株式会社に入社し、その後投資コンサルティング会社インスパイアを設立した成毛眞氏による投資やお金に関する内容で、ポプラ新書から2019年11月6日に出版されました。

どんな内容?あらすじは?

本書『金のなる人』は、お金に関する概念や思考性を育む内容となっています。

第一章が、あなたはお金を持って、何がしたいのか。

第二章が、「稼ぐ人」の思考法

第三章が、お金はロジカルに使え

第四章が、最高の買い物、価値あるお金の使い方

第五章が、成毛流「稼ぐ」ための投資

第六章が、未来の資産を考える

合計6章で構成されています。

『happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密』や『金持ち父さんの21世紀のビジネス』、『「アルティメット富裕層」という生き方』に似た内容です。

ネタバレ

本書は主に著者の成毛眞氏の経験や主観にも紐付いたお金の価値観や考え方が記された本となっています。そのため万人受けする手法やテクニック、ノウハウが載っているというよりも、マインドを受け取って、自分のお金の定義に合わせていくのが良いでしょう。

セロトニントランスポーター遺伝子が何型か

お金を稼ぐ方法論や手法が書かれた本はたくさん出ていますが、本書では、遺伝子レベルでのポイントも紹介しているのが特徴です。

例えば、稼げる人の指標となっっているのが、セロトニントランスポーターという遺伝子です。

セロトニンは、脳内で働く神経伝達物質の一つですが、いわゆる感情や気分のコントロール、精神の安定にかかわるものとなっています。

面白いのは、LL型の人間はセロトニントランスポーターの数が多く、稼げる人に向いている傾向があるのです。

逆にSS型の人は、少ないので稼ぐ人にはやや向いていない可能性があります。

例えば、コップの中に水が半分入っていて、「まだ半分ある」と感じるのか、「もう半分しかない」と思うかで、タイプ分けができるのです。

LL型の人は、楽観的に物事を考えるため、リスクに対する感覚が鈍いため、起業家や成功者に多いタイプと言われています。

もちろん。LとSの両方を持っているミックスの人も存在します。

住宅購入のポイント

住宅を購入するならキャッシュ一択と本書では述べていますが、国道16号の外であれば購入を勧めています。

例えば、1位は千葉県の印西市。開発が一度止まったことで人の流入が緩和され、高齢者だけでなく老若男女の幅広い世代が住み、バランスの良い街になっているの特徴です。

しかも、子育て支援やコミュニティサービス医療費助成制度など子育てや生活のしやすい環境になっています。

駅から徒歩7分圏内

不動産を購入して、徒歩7分圏内であれば、値上がりする可能性があります。不動産の物件では徒歩10分以内で売出しを行い、徒歩7分圏内で建築物を立てているからです。

まとめ

お金に関するアレコレが詰まった『金のなる人』。成毛眞氏の経験や主観に基づいているため、参考になる情報とそうでない内容があるため、読み手の感覚で取捨選択しやすい本となっています。

手軽で読みやすく、その割に独自の理論展開が興味深いので、暇つぶしを兼ねて読んでみるのをおすすめします。

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