映画『ディセンダント』(Descendants)を鑑賞!レビュー、あらすじ、ネタバレ

映画『ディセンダント』(Descendants)を鑑賞!レビュー、あらすじ、ネタバレ 映画
映画『ディセンダント』(Descendants)を鑑賞!レビュー、あらすじ、ネタバレ

映画『ディセンダント』(Descendants)とは?

映画『ディセンダント』(Descendants)とは、ディズニー・チャンネルで放送されたディズニー・オリジナル・ムービーのひとつです。白雪姫やシンデレラ、アラジン、101匹わんちゃんなど数々のディズニー物語のその後をテーマにしたファンタジーではありながら実写作品となっています。

どんな内容?あらすじとは?

内容は、各物語が終わり、正義と悪のその後、子供たちが活躍する内容となっています。悪役たちはロスト島というバリアに囲まれた島に幽閉され、正義の人たちは、オラドン合衆国という国で平和に暮らしていました。ある日、オラドン合衆国の王子である高校生が、ロスト島の子供たちにも来てもらって一緒に生活をしようと提案する所話が始まります。いわゆる交換留学のようなイメージですね。

ロスト島の子どもたちは、親の命令で渋々オラドン合衆国へやってくるのですが、目的は博物館で守られている魔法の杖。それを手に入れてバリアを壊そうという目論見を持っているのです。

悪役マレフィセントの娘、マル・バーサ。白雪姫の悪の女王の娘イヴィ、そしてカルロス、ジェイの四人の高校生たちが向かったのです。

ネタバレ

物語を作る上で、正義と悪は必ず必要です。正義の心を持った悪のヒーロー、ダークヒーローなんてのもありますが(バットマンとかそうですね)、基本的には善しとするヒーローと、悪し悪役がいる。けれど悪役はなぜ悪役なのか?正義は必ず正しいのか?本作品では、ミュージカル仕立てでありながらも上手に仕上げています。

主人公であるマル・バーサは、冷ややかな目でオラドン合衆国の面々を見つめていますし、要所要所で品行方正な同級生を、魔法を使って崩していきます。これは現実世界でもそうですよね。ちょっと悪ぶってみたり、規律まみれのダサい格好よりもおしゃれで可愛らしい姿になりたい、と。

しかし、本質はそこではなく、悪いことをするよりも、いい人であり、スポーツや日常に熱中する方が何倍も幸せを感じることに気がつくのです。

まとめ

『ウォルト・ディズニーの約束』のような大人なファンタジーをイメージしましたが、どちらかというファミリー向けの内容でした。が特に見所は、主人公のヒロインマル・バーサを演じた、ダヴ・オリヴィア・キャメロンが秀逸でした。

一見すると、そこまで美形ではないし、キャラクターが出来上がっているため、細かい演技ができない役柄なのに、ディテールの深い表情と心の機微を上手に演じ分けています。『ラ・ラ・ランド』などで有名なエマ・ストーンを彷彿とさせる人物で、今後の活躍を期待しています。

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